昨年暮れにIdentity Theft(個人情報窃盗)で逮捕されたオークランド在住の若者が「ISISのためにサンフランシスコで1万人殺害のテロを計画していた」とのこと。容疑者はカリフォルニア生まれのオークランド育ち、Amer Alhaggagi(22歳)で、FBIの囮捜査にかかった模様。具体的には以下のような話をISIS支援者を装ったFBI捜査員に対して話したり、準備している道具を見せたりしたとのこと
- サンフランシスコのクラブにて毒薬(殺鼠剤)入りコカインを配布する計画
- バークレーヒルに大規模な放火をするという構想
- ISIS謹製爆薬作成マニュアルをダウンロードしてFBI囮捜査官に見せる
- 入手したという銃の写真を捜査官に見せる
- サンフランシスコのゲイクラブに爆弾をしかける計画を捜査官に披露
- UCバークレーの寮をバックパック爆弾で破壊する計画を、現地でISIS支援者を装った囮捜査官に披露。爆弾をいれるためのバックパックを3つ持参していたという。
また、同容疑者はオークランド警察への就職を試みており、爆弾を自作できなかった場合にはオークランド警察から武器を調達し「テロを再定義する」と囮捜査官に語っていた。幸いなことにFBIからオークランド警察に連絡があり、警官として採用されることはなかった。
逮捕するまで、FBIは4カ月に渡ってAmer Alhaggagi容疑者とコンタクトを取っていたという。同容疑者が本当にこんな計画を実行しようとしていたのなら、FBIはよい仕事をしたといってよかろう。
※同容疑者は2016年11月に逮捕されている。FBIはその4カ月前から動いているのでトランプ政権とは関係なく粛々と仕事をしていたわけ。
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