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2011年10月28日金曜日

Sex Offender Tracker App

ハロウィンの週末がやってきた。どういう歴史的背景があるのかしらないが、子供達は夜になると近所を徘徊して各家庭を回り、飴やチョコレートなどのお菓子をせびるという風習なのである。昔はそういうほのぼのとした光景を隣近所の皆さんが楽しむものだったのかもしれないが、もはやそういう時代ではない。悪い大人はどこにいるかわからないのだ。

そこでSex Offender Trackerですよ。

これはiPhoneやAndroidで動くアプリケーションで、National Sex Offenderデータベースに登録された性犯罪経歴者の居場所を知ることができる。まずは地図モード。我が家の近隣6.2mile(約10km)以内には75人の性犯罪経歴者がいることがわかる。

次は拡張現実(AR)モード。これは携帯をかざした方向に住んでいる性犯罪経歴者の所在と住所氏名、顔、犯した犯罪の内容が表示されるという代物。
今回は家の中で試したが、例えば商店街でこれをかざせば、向こうから歩いてくる性犯罪経歴者もすぐにわかる、というわけだ。

で、こんなアプリケーション持たせてまで飴やチョコをもらいに行かせる意味あるんかね?

2011年8月11日木曜日

デマ抑止のための活動とは

Guardian: UK riots: cyclist praised for Twitter coverage of Bristol unrest
→英国・ブリストル市における暴動を「中立的に」Twitterに流した自転車乗りの話

話題になっているのはブリストル在住21歳固定ギア自転車乗りのLeon Piers氏 (@BristolRiots)。市内で暴動が発生しているという報を聞き、Twitterアカウントを取得してから市内を自転車で走り回り、実態を見た上で200以上の報告をTweet。この内容が市や警察、さらには報道機関にも評価され、Followerの数は3000越えに。

@BristolRiotsの姿勢は一貫していて「確認した情報のみ」流している。写真や電話で証言できる人がいない限りはTweetしない、ということ。証言が間違っていた場合には、訂正情報を流すと共に、情報提供者の氏名を公表するという徹底ぶり。さらに、中立性を保つために警察当局からのメッセージのRTも拒否しているという。

地震・原発事故以降、Twitterに飛び交う多数のデマや胡散臭い話に嫌悪感を持っていたが、上記記事の@BristolRiots氏の姿勢は見習うものがあるのではないか。情報源が明らかでないとか、胡散臭い人とか多すぎ。

2011年6月11日土曜日

サンノゼ治安悪化中

北カリフォルニア最大の都市サンノゼの治安が悪化している、というお話。

San Jose Mercury News: San Jose homicide rate is highest since 1980s
  • 11日未明、San JoseのNerdy Aveで銃を使った殺人事件が発生。
  • これで今年に入ってからのサンノゼの殺人事件件数は「26」(先日、San Jose State大学であった心中は含まれていない)
  • 予算不足に悩むサンノゼ市が警察を縮小したことが治安悪化の原因の一つとして指摘されている。
ちなみに今朝の事件があったのはこのあたり。Hellyerの自転車競技場の近くじゃん...

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サンノゼの人口は95万人。このままいけば、今年は50件の殺人事件が起きるのは確実。年間・10万人あたりの殺人件数は「5.2」となる。この数字、大阪の「0.8」と比べると、今のサンノゼの状況があまり良くないことが理解できる。