購入した当時(2010年10月)は余裕のスペックだったAndroid G2だが、一年以上経過して色々とアプリケーションを詰め込んだ結果内部記憶領域(/dev/mmcblk0p*)がじわじわと足らなくなってきた。そりゃ初代G1に比べれば余裕はあったが、動作がもったりしてきた感じは否めなかったのでS2Eを使ってアプリケーションをsd-ext(/dev/mmcblk1p2)に移動させることにした。
当初は簡単だろうと思ったのだが(だってS2Eはsimple2extの略だから)いろいろとハマってしまったのでここにコツを記録しておく。
1. まずアプリケーションは本体に戻しておく
Google方式でSD側に動かしたアプリケーションは本体記憶に戻しておくこと。Settings→Applications→Manage Applications→SD Cardから操作。これにより本体記憶は一層キツくなるがAndroid自体の動作はかなり軽くなる。
2. CM使ってる場合はSDへのアプリ設置を抑止
Settings→CyanogenMod settings→Application→Allow application movingを抑止。同Install locationをInternalに。
3. 死にたくなければROMをバックアップ
ROMManagerから
4. 後悔したくなければSD Cardをバックアップ
母艦につないでtarで。
5. SD Cardのパーティション
ここが一番ハマるところ。sd-extをext4でフォーマットしろ、みたいなことをS2E作者も言ってるが、/etc/init.d/05partitionsdを見ればわかる通りCM7.1はext3でsd-extをマウントする。で、Recoveryの種類によってはsd-extをext4でフォーマットしたりext2でフォーマットしたりする。ClockworkModの5系はext4なのでアウト。
確実なのは母艦からadbで接続して、partedコマンドでパーティションを切ること。ここを見れ。
当然、S2Eのext4オプションも外すこと。
6. 一度目の再起動は妙に時間がかかる
S2EはOS起動前に/data/appの中身を/sd-ext/appの下に移動して/data/appからリンクを張る。この動作は再起動後ベンダーのロゴが出た状態で数分間続く。固まった、と思って電池抜くと悲惨なことになるので注意。
7. やり過ぎは無意味
S2Eは/data/app以外に/data/dataやらCacheやらもsd-extに移動できるようになっているが、これをやると性能が落ちる。/data/appだけなら性能劣化はほとんど実感できない。(Google方式でアプリケーションをSDに持って行くと重くなるのも同様の理由と思われる。)
結果、本体側1.2GBのうち、アプリケーションが占めていた500MBほどをsd-extに移動することができた。まだしばらくはG2でやっていけそうだ。Quadrantの改善は見られないが、アプリケーション切り替え時のサクサク感が戻った。あと、電池消耗も減ってる。
2011年12月2日金曜日
2011年11月13日日曜日
Nightly #257 1.5GHz
Nightly #257にしてみた。CPUは1.5GHzに。7.1に比べると電池の減りが圧倒的に少ない。これなら1.5GHzのままでも使える。
Elixirでみると、クロックが1.5GHzなのに消費電流は35mA程度であることがわかる。7.1の時の1/10程度。これなら電池は長持ちするわけだ。
Elixirでみると、クロックが1.5GHzなのに消費電流は35mA程度であることがわかる。7.1の時の1/10程度。これなら電池は長持ちするわけだ。
2011年11月11日金曜日
2011年11月5日土曜日
GPS修復
G2にCyanogenModを入れた後、GPS機能がトロくなったことには気づいていた。だが、先日7.1に上げたあたりから
WiFiを切った状態でも3秒くらいでGPS Lockがかかるようになった。快適。
- なかなかLockしない。
- Lockしていたのが外れてしまう。一度外れると再起動しない限りLockできない。
- GPS Toolを使って調整しても症状が改善しない。
- GPS回りに問題を抱えてないROMに入れ替える→入手先・手順 自分は26.10.04.03を選択
- ここにあるvision_wipe_efs-signed.zipと上記リンク先にあるgps.vision.10.04.03.update.zipをRecoveryから流しこむ
- 再起動
WiFiを切った状態でも3秒くらいでGPS Lockがかかるようになった。快適。
2011年10月5日水曜日
2011年6月14日火曜日
G2もCyanogenMod 7にした
Android G2は今年の9月末まで保証が残っているが、T-Mobileが中々Gingerbreadをリリースしないので、先ほどCyanogenMod 7に入れ替えた。Nook ColorでGingerbreadの使いやすさを知ってしまうと、もはやFroyoに戻れないというのもある。
下記はQuadrant結果。800MHzと1200MHzで試した。
下記はQuadrant結果。800MHzと1200MHzで試した。
ついでにRadioを26.08.04.30に入れ替えた。WiFi接続やGPSのLockがすごく速くなってる。快適。
こういう更新はどんどん利用者に公開してほしいのだが、携帯キャリアは新機種販売に力を入れたがるので、どうしても旧機種は置いてきぼりになる。
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