2011年10月11日火曜日

既視感

ギリシャの債務問題は随分前から指摘されていたし、欧州もそれなりに動いてきたのに、やはりどうにもならない所まで追い詰められつつある。で、どこかの金融機関が本当にやられそうになって初めて真剣な動きが始まる...わけではなく、やはり金融機関の救済とか破綻の延焼防止とかいう目先処理ばかりが続く。

というのは先のサブプライム〜クレジットクランチの時にも見られたパターンで、「Bailout Nation」にも「政府救済の典型」という形で整理されている。同じことが繰り返されるのであれば、「ギリシャはこのままなんとか問題先送りするけど、程なくもっと大きな危機がやってくる」ということになるはず。

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