英国の記事だけど、多くは日本や米国でも通用する話なので紹介したい。
What drivers can do to be more cyclist aware
→車の運転手が自転車に対してできること。例によって適当に要約。
道路は共有物(Learn to share)
クルマを運転していると道路はクルマのためのもの、という錯覚に陥りがちだけど、自転車も自動車と対等に道路を走る権利を持っている。自転車も車両と法律で定められているのだから。
自転車は車社会を助けている(Appreciate that cyclists are helping you)
目の前を走っている自転車は運転者であるあなたの移動を妨げている、と思うかもしれない。だが実際にはその人がクルマではなく自転車での移動を選択することで道路の渋滞を軽減しているのだ。自転車乗りに感謝しよう。
ドアを急に開けない(Avoid dooring cyclists)
違法だし時には致命的。ドアを開ける時は後方の確認をしてからゆっくりと。
自転車は交通弱者(Realise cyclists are vulnerable)
クルマと自転車が衝突したら圧倒的に自転車側が弱い。(欧州では)クルマと自転車とが事故を起こしたら、ほぼクルマ側に責任があるとされる。
ヘルメットは万能ではない(Helmets don’t equal guaranteed safety)
自転車のヘルメットは「ないよりはマシ」程度のもので、クルマと当たったらあまり役にたたない、ということは覚えておこう。
車に責任あり(Exercise some caution and be patient)
自転車とぶつからないようにする、というのはクルマ側の責任であり、自転車側に「クルマとぶつからないように」と求めることはできない。特にバックするときには注意しよう。
充分な余裕を(Allow plenty of space)
自転車を追い越す時は側方に充分な余裕を。
見通しが悪い時は速度を落とす(Drive slowly on low-vis roads)
田舎だろうが都市だろうが、見通しの悪い道や交差点では速度を落として注意しよう。自転車が飛び出てくるかもしれないし、子どもや老人がいるかもしれない。
自転車が車線を占有する権利(Cyclists have a right to claim the lane)
自転車は車線を全部占有する権利を持っている。常に道路の隅っこを走らなければならない、ということはない。急カーブの手前や、車線が狭まる手前では自転車は車線中央側によらざるを得ない。それはクルマを運転ているあなたを邪魔しているわけではなく、危険を避けるためなのである。
左折巻き込みに注意(Beware a left turn)
読んで字の通り。
あなたも自転車に乗ろう!(Get on a bike!)
混雑した都会の道路で自転車に乗れば上に書かれている意味がわかるはずだ。あなたも自転車に乗って、クルマがどんなにひどいことをしているか実感してみよう。
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