2011年11月18日金曜日

Kindle Fireで日本語入力

Kindle Fireがやってきた!の続き。Simejiを使って日本語入力できるようになった、というお話。

テキスト入力領域を長押しするとInput Method選択メニューがでてくるのだけど、そこにSimejiが表示されるようになった。

Simejiのキーボードもちゃんとでてくる。

導入手順
rootを取らないとSimejiを動かせないし、一歩間違うと(おそらく)キーボード入力できなくなったり、Amazon動画を見られなくなったり、最悪の場合は起動すらしなくなるだろうからそれが怖い人は避けておくのが無難。あとrootとかadbとかシェルコマンドとかSQL文とかの意味や使い方がわからない人もさようなら。

流れとしては(追記: Simejiはsideloadで導入されている、という前提)

  • Kindle Fireのrootを一時的に取得
  • InputMethodの設定が入っているsqlite3ファイルを母艦に持ってくる
  • そのsqlite3ファイルにSimejiの設定を追加
  • sqlite3ファイルをKindle Fireに戻す
  • Kindle Fireをunrootする
母艦はWindows, Mac, Linuxどれでもいけるらしいが自分はMacを使った。

(1) Kindle Fireのrootを一時的に取得
こちらの手順の通り

(2) InputMethodの設定が入っているsqlite3ファイルを母艦に持ってくる
上で導入したadb環境を使う。Macを使った自分は

./adb-mac shell
$ cp /data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db /mnt/sdcard/

とした上で、USB経由でsettings.dbをMacにコピーした。オリジナルはどこかに保存しておこうヘマ打つと怖いから。

(3) そのsqlite3ファイルにSimejiの設定を追加
Macにはsqlite3がついていたのでそのコマンドを使った。Windowsとかは知らない。
$sqlite
sqlite> insert into "secure" VALUES(nn,'enabled_input_methods','com.android.inputmethod.latin/.LatinIME:com.adamrocker.android.input.simeji/.OpenWnnSimeji');
sqlite>(ctrl-D)
ここでnnは衝突しないキーを指定すること。


(4) sqlite3ファイルをKindle Fireに戻す
USB経由で/mnt/sdcardにコピーしたら

./adb-mac shell
su -
cp settings.db /data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db
chmod 660 /data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db
chown system /data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db


(5) Kindle Fireをunrootする
root取ったままでもいいんだけど、Amazonの動画サービスを使えなくなる。素直に戻しておくのが吉。手順はこちらだけど、添付されてるコマンドの実行権が変かも。適宜chmodしてちょ。

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