2011年9月30日金曜日

売れないハイブリッド車

日本はどうだかしらないが、米国ではハイブリッド車の人気に陰りが出てきている、というお話。→CNN: Hybrid car sales: Lots of options, few takers


  • 米国新車市場におけるハイブリッド車の占有率は2008年の2.4%を峠にしてその後下落。現在は2.1%
  • そのうちざっと半分はトヨタ・プリウス。1%。
  • 米国のハイブリッド車は2009年に17種類。現在は30種類。
  • つまり、プリウスをのぞいた1%の中に29車種がひしめきあうという超ニッチ市場。
  • 売れない理由は簡単で「経済的に損する」から。
  • 例えばFordのハイブリッドFusionは、通常エンジン搭載に比べて5000ドル高い。(各種値引後比較)
  • だが、もともと燃費がそれほど悪くないFusionで$5000分のガソリンを節約するのはそう簡単ではない。何年もかかる。
  • そして小型車はハイブリッドでなくてもガロン40マイル(リッター16km)走るのが珍しくない。しかもこれらの小型車は安い。
  • ということもあって、ハイブリッドを買わずに小型車に逃げている層がいる、ということ。
まあ、あれだ。「グリーンなんとか」ってのは金持ちの道楽でしかないんだよ。

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