2011年9月23日金曜日

Windows 8用PCではLinuxの起動ができなくなる?

ITWorldのWindows 8 OEM specs may block Linux bootingという記事がちょっと気になる。

Windows 8を起動するには従来のBIOSではなくUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)を備えたPCが必要となるが、さらにブートローダーがCA(認証局)で電子署名されていないとWindows 8は起動されない、という仕掛けになるらしい。

これが何を意味するかというと

  • UEFIの電子署名チェックを抑止する機能をパソコンメーカーが組み込まなければ、Linuxのブートローダーも電子署名してやらないとダメ。
  • 仮にパソコンメーカーがUEFIの電子署名チェックを外せるようにしてくれれば、Linux側は電子署名をする必要はなくなる。ただし、一度電子署名チェックを外したら今度はWindows8を起動させることが出来なくなる。
ということ。記事によればこれは「デスクトップ分野におけるLinux浸透に危機感を抱いたMicrosoftのとった作戦」ということらしいが...

そもそもBIOSではWindows8が動かない、というのであればWindows8は普及しないのではなかろうか。わざわざ買い換えるならMacにするでしょ。

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