2011年6月6日月曜日

Ashley Jackson選手ひき逃げ犯、判決へ

2009年4月に起きたAshley Jackson嬢ひき逃げ事件。犯人逮捕に1年。そして1年ちょっと経過して、ようやく判決がでそうだ。

これまでの経緯:

  • 2009年4月19日...Ashley Jacksonと後の夫Dave NelsonがHighway 9を自転車で走行中、銀色のBMW 7シリーズにひき逃げされる。Ashleyは脳損傷の大怪我で自転車選手としての声明を絶たれる。
  • 2010年4月9日...Robert Schiro容疑者をひき逃げ・免許停止中運転の疑いで逮捕。
  • 2010年4月22日...第一回公判
ここからが迷走の始まり。投資ファンドマネージャのRobert Schiro被告側は金に物をいわせて裁判の引き伸ばしや減刑を図る。

  • 当初、Schiro被告は高齢を理由に「刑期短縮なら犯行を認める」という司法取引に応じていた。被告側が要求した刑期は「1年」。裁判所側もこれに応じる動きをしたが...
  • この司法取引が報道されるや、裁判所に抗議の手紙が殺到。司法取引は白紙に戻される。
  • すると、Schiro被告側は一点無罪を主張。実は老人性痴呆症だったので犯行すら覚えていない等という理屈をこねだす。
だが、検察側は充分な証拠を集めた模様。5月30日のSan Jose Mercury紙はJudge rules evidence is sufficient to send Schiro case to a jury trialという題名で24日に行われた聴取の模様を紹介している。Schiro被告の会社で働いていた従業員と、Schiro被告の友人が証人として証言していた。Schiro被告がひき逃げの事後処理について誰かと相談していた会話を聞いていたとか、Ashley嬢がかぶっていたヘルメットの耐久性について調べていた手紙を読んだ、などの証言があった模様。

これらの証言をもとに、近いうちに陪審員の判断が行われる模様。有罪なら最大で懲役5年になる。

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