2011年5月7日土曜日

S3で静的コンテンツWebサイト構築

ずっと放置していたmasasushi.comのサイトをAmazon S3上に移転した。手順は
  1. S3バケット作成。自分の場合はwww.masasushi.comというサイトを立ち上げるのでwww.masasushi.comというそのまんまのバケットを作った。
  2. S3バケットの属性を変更し、Webサーバになるようにする。indexや404で表示するオブジェクトの指定もやっておく。
  3. DNSの定義を修正。www.masasushi.comのCNAMEを、S3 Endpoint(自分の場合は http://www.masasushi.com.s3-website-us-east-1.amazonaws.com/ )に設定。
これだけ。Apacheの設定もPHPやらRailsやらの設定も一切なし。そりゃ、静的サイトだから当然といえば当然だけど、静的サイト構築のためにわざわざOSやらApacheやらの設定をするというのも馬鹿らしい。S3に任せられるというのは実にらくちん。

気になるお値段だが...
  • S3領域利用料は1GBを一ヶ月保存しても$0.140
  • S3へのPUT, COPY, POST, LISTリクエストは1000回/月で$0.01
  • S3へのGETリクエストは10000回/月で$0.01
ということで、masasushi.comが月$0.20越えたら大事件だと思って良かろう。16円。(笑

昔懐かしいKompozerみたいなHTMLエディタが、FTPだけではなくREST APIに対応して、Amazon S3に直接書き出せるようになったら、S3 Webサイトの用途も広がってくるのではなかろうか。

一方で、バケット名とサイト名との対応を考えると、www.◯◯◯◯.comみたいなバケット名を今のうちに取得しておく動きが懸念される。ドメイン管理者は自分のところの名前のバケット名を念の為に押さえておくほうがいいのでは。

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