2011年8月28日日曜日

ああ、焼きそばだ。文字通り。

レース終了後、夏季強化合宿打ち上げということで京産大の若者二人を連れて、Mountain Viewの「居酒屋・武士道」に行ってみた。

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店の前には赤提灯が飾られ、なんとなく日本の居酒屋を期待させたが...店内はこんな感じ。
バーがあって、いわゆるK-POP風なお姉さんがシャカシャカとモヒートなどを作っているわけですよ。

未成年の学生に飲ませるわけにはいかんし、うちらは車を運転しなければならんし、酒はパス。要は夕食を食いたかったので、焼き鳥、唐揚げ、餃子、蕎麦、お好み焼き、そして焼きそばを頼んだ。

焼き鳥が値段の割には可愛いですねとか、お好み焼きがギネスブックに乗りそうなくらい小さいですね、とか、一串に肉一つって可愛いというのを通り越しているよね、とかいう問題はあったが、材料には結構凝っているし、味もまあ悪くはない。でもこれって居酒屋の看板には合わないよね。ましてや「武士道」ではないでしょ。

写真:世界最小かもしれないお好み焼きです。
そして衝撃の時は来た。焼きそば。

  • 丼に入ってる。
  • 麺が蕎麦である。それをごま油で炒めてある。
  • 肉と野菜が入ってる。セロリとか。キャベツ。あとセロリとか。さらにセロリとか。
  • なぜかメンマも。
確認のためにメニューを見たら...
"Japanese buckwheat noodles pan fried w/ vegetables in a tomato worcester source, garnished w/ red pickled ginger & seaweed"ということなので、蕎麦を使うという仕様のようだ。

同じのを頼んだ木村選手が「これ、蕎麦食べた後に残るのは八宝菜ですね」と鋭い指摘をしていたが、確かに八宝菜に蕎麦を入れたような感じの食べ物であった。決して不味くはない。でも、ソース焼きそばを期待していた脳味噌には、これは後頭部を鈍器のようなもので殴られるような衝撃がある。

もしかしたら「焼きそば=焼き(Pan Fried)+蕎麦(Buckwheat Noodle)」という直訳で蕎麦を使っているのかと思ったが、だとすると「ウスターソース」とか「紅しょうが・海苔」はどこから来たのよ、という疑問が湧いてくる。少なくともこの料理を考えた人は、日本の焼きそばを食べたことがあるはず。だが、それが実装に落ちる段階で蕎麦を使うという仕様になってしまった、ということか。

食後、「ニジヤでカップ焼きそば買ってきて、『このとおり作らんかい!』と指導しましょう」と語っていた木村選手であった。私もそう思う。


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